こんばんわ。

旭川は、やっと雪解けですかね。
除雪をしないで済みそうで、嬉しいですね。

それでは、症例です。
女性30代 色々な不調を訴える方です。
評価を始めると頭蓋に強い制限。蝶形後頭結合のズレと頭蓋冠の強い硬さ。
出生時に吸引分娩での出生だったとの事で、その影響が強い印象です。
一次呼吸がとても弱い状態でした。
吸引分娩の患者さんは頭蓋上部の吸引されたであろう部位に強い制限を感じることが多いです。
胎児は、お母さんのお腹から産道を通って産まれてくるために、頭蓋骨が大人のように硬くなっていません。
骨の癒合がされていないため、産道を通る際に通りやすいように変形できる様になっています。

しかし、出産の際に以下の状況になった場合に吸引分娩が行われます。
・子宮口が全開になったのに、赤ちゃんが降りてこない場合
・微弱陣痛などでお産が進行しない、あるいは途中で止まってしまった場合
・赤ちゃんの回旋異常で、下がってこない場合
・胎盤機能不全で赤ちゃんの心音が急激に低下した場合
・母体の健康上、いきむことがリスクが高いと判断される場合
ただ、医学的に吸引分娩のリスクとしては以下が挙げられます。
・分娩損傷
・産瘤が大きくなる
・頭血腫
・帽状腱膜下出血
・頭蓋内出血
・黄疸

オステオパシー的には、上記よりも頭蓋を無理矢理に引っ張られる事による頭蓋へのトラウマが問題となると思います。(僕個人はそう考えてます)
それが、何十年経ったりするととても強力な制限となり、身体への影響も大きくなります。

今回の患者さんの場合は、頭蓋の制限をリリースする事で、一次呼吸が身体に戻ってきました。
今後施術を続けていく上で、より他の問題が見えやすくなりました。

施術後、とても喜んでいただけました。

分娩時の吸引分娩やその他の鉗子分娩などがあり、体の不調を感じている方は是非一度ご来店下さい!